資産と支出の把握

リタイア前

早期リタイアを検討した際に行った、資産と支出の把握に関する記事です。

資産の把握

私はサラリーマンでしたので、資産と言えば銀行の預金がメインです。他には会社で積み立てていた財形貯蓄、確定拠出年金、個人的に契約していた個人年金がありました。

預金残高は通帳で確認できますが、最近は多くの金融機関にインターネットバンキングや通帳アプリのサービスがありますので、それらで確認することもできます。私はリタイア後の引っ越し先の近くに、利用している金融機関の店舗がないため、インターネットバンキングへの申し込みやスマホに通帳アプリのインストールを行いました。また財形貯蓄や確定拠出年金は、自宅に定期的に送られていた文書を頼りに確認。個人年金は保険会社のマイページサービスで確認しました。

普段は預金残高などを見ない生活をしていたので、集計後は結構溜まったものだと感慨深かったです。

支出の把握

私の場合、支出の把握で押さえた情報は「銀行の出金記録」「給与明細」「クレジットカードの利用明細」「通販注文履歴」「日々の支出(現金での買い物)」の5つでした。

銀行口座の出金記録


給与所得は銀行口座に振り込まれるため、ここからの引き落としが支出の大部分を占めるものになります。細かい内容は明細で確認することになります。経済的自立ができるかどうかを簡単に確認したい場合は、銀行口座の預金残高や入金・出金記録の情報でやってみると良いでしょう。

給与明細


銀行口座の出金記録では確認できない、給与から天引きされている保険料・税金などが確認できます。国や自治体に納めている保険料や税金は主に前年の収入に基づいて決められます。リタイアしてもすぐには減額されないので、リタイア後の生活設計に必要な情報です。月によって細かい点で内容が変わっているかもしれないので、12か月分の給与明細と賞与(ボーナス)の明細を用意しました。会社の勤怠システムで時間のある時に少しずつ集めましたね。

クレジットカードの利用明細

通販でクレジットカード決済した金額、水道・光熱費・通信費の料金が確認できます。

通販の注文履歴

クレジットカードの利用明細は、ネットショッピングで同日に複数の商品を購入すると合算される場合があるので、内訳を確認したいときに利用します。支出をカテゴリ別(例えば食料品、日用品、娯楽など)に仕分ける時に必要になってきます。

日々の支出(現金での買い物)

食料品や日用品の代金、外食代、飲料代(自販機利用)、交通費はレシートやメモを残して別途集計しました。

支出が把握できれば、経済的自立ができるかどうかの判断ができます。また支出の見直しをする際も、どこに多く支出をしているのかが分かりますので、やる価値は大きいです。ただ、支出の把握はそれなりに時間と手間がかかることから、私は家計簿アプリの利用を始めました。紹介は後日!

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