引っ越し業者を決めましたが、長距離の引っ越しのため長時間振動にさらされること、積み替え時に衝撃が加わることから、しっかりと梱包しようと考えました。
ポイントは、以下の3点です。
1.ダンボールが底抜けしないようにすること
2.振動、衝撃で傷がつかないようにすること
3.水濡れしても大丈夫なようにすること
底抜け対策
引っ越しが近距離だったり中身が軽い物であれば、ダンボールを閉じた後、継ぎ目をガムテープで留める(下図①)だけで良いでしょう。今回は中央直角方向(下図②)も留めます。重い物を入れる場合は端の方(下図③)も。そして内側からも継ぎ目を留めました(下図④⑤)


振動、衝撃対策
皆さんご存じエアキャップ(通称プチプチ)の出番です。一つ一つ品物をエアキャップで包むのがベストですが、手間がかかるのでダンボールの内面にエアキャップを張り付けることにしました。エアキャップはロール状で引っ越し業者から貰っています。ダンボールの内寸に合わせた幅で切り出し、片端を両面テープで固定。長くて余った部分は物を入れた後で上からかぶせるようにしました。側面はエアキャップ1枚、底面は2枚で包むような格好になります。

また荷物を積み替える際に、作業者の方が持ちにくい大きさだと地面にドスンと置かれる可能性があります。そういう場面を作らないようにダンボールサイズが大きい物(衣装ケース、電子レンジ、PCなど)はPPバンドで固定しました。底抜け対策としても有効ですね。荷物が重すぎるとPPバンドがダンボールに食い込んでしまいますので、そういう時は小分けします。

水濡れ対策
雨などで中の荷物が濡れないように45L程度のポリ袋に入れてからダンボールに入れるようにしました。ポリ袋は自分で購入。ポリ袋が薄いと途中で破れる恐れがありますので、購入の際は厚みを確認しましょう。好みにもよりますが、私は厚み0.02mmのものを使いました。
その他
隙間対策
荷物を詰めていくと、ダンボールの上側に隙間が空いてしまうことがあります。隙間が大きいと上から物を置いた時にへこんでしまい、箱が開いたり、バランスが悪くなってダンボールを重ねて置けなくなる場合があります。エアキャップや新聞紙などで隙間を埋めても良いですが、ポリ袋に入れた毛布やタオルを使うと、荷解き時のゴミも減らせて一石二鳥です。
行方不明対策
荷造りをする際に、初めは同じ分類の物を一つの箱に入れようとしますが、隙間なくダンボールに入れようとすると、分類ごとに箱詰めするのが難しくなります。引っ越しの後に必要なものをどのダンボールに入れたのか分からなくなるというのは良くある話なので、ダンボールに番号を書いて何を入れたのかをリストにしました。さすがに一つ一つメモするのは手間ですので、使用頻度の高いものや大まかな分類をリストに記録。荷解き時やその後の生活においても役に立っています。
梱包が難しい物
ダンボールに入りきらないもの(例:アイロン台)、梱包が面倒だったもの(例:収納ラック)は簡単な梱包をして自分の車で運ぶことにしました。収納ラックなどは梱包用ラップを使うと簡単にまとめることができるので取扱いがかなり楽になります。
冷蔵庫やキャスター付きの収納は自分では梱包が難しいと思ったので業者に任せます。高価なものではないので引っ越しで傷ついたら諦めるつもりでしたが、業者の方の見事な梱包で全く問題ありませんでした。
それなりに時間はかかりましたがほとんどの物をダンボールに入れましたので、荷出しや荷物の搬入も短時間で終わりました。引っ越し後に荷物の状態も確認しましたが、破損したり傷がついたものはなく、気持ちよく新生活をスタートできています。
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